リハビリテーション課
概要
当センターリハビリテーション課は平成12年(旧成東病院)理学療法士増員となりリハビリテーション科標榜、平成13年作業療法室開設、平成17年言語聴覚室を開設致しました。
対象疾患は発症後まもない急性期から、維持期・生活期までの脊椎脊髄疾患、骨折、交通外傷、脳血管疾患、呼吸器疾患、外科疾患手術後、かんわケアなど幅広い分野に関わっています。
病床数
199床
リハビリテーション対象病棟
- 一般病棟
- 回復期リハビリテーション病棟
- 地域包括ケア病棟
- かんわケア病棟
施設認定基準
- 運動器リハビリテーションⅠ
- 脳血管疾患リハビリテーションⅠ
- 呼吸器リハビリテーションⅠ
- がんリハビリテーション
当課はさんむ医療センターの基本理念に基づき、地域の中核病院としてより質の高いリハビリテーションを提供し、一般急性期から回復期・地域包括・かんわケア等、様々な状況に適したリハビリテーションを提供できるよう取り組んでいます。
各技士が幅広い分野での知識・技術の研鑽に勤めそれぞれの専門性を活かし他職種との連携を取りながら患者様に寄り添い、住み慣れた地域での暮らしに戻れるような様々なアプローチを行うことを目標としています。
スタッフ紹介
職員構成
- 理学療法士 29名
- 作業療法士 5名
- 言語聴覚士 2名
- 鍼灸師 1名
2024年7月1日時点
経験年数
所有資格
- 介護支援専門員
- 呼吸療法認定士
- 日本理学療法士協会・日本作業療法士協会
臨床実習指導者研修修了者認定 - 日本言語聴覚士協会 摂食嚥下領域認定
- 地域ケア会議 推進リーダー
- 認知症ケア専門士
- 離床アドバイザー
- 骨粗鬆症マネージャー
- フレイル対策 推進マネージャー
- Spine Dynamics療法 上級認定セラピスト
- 福祉住環境コーディネーター2級
- ロコモコーディネーター
- 呼吸認定理学療法士
- 脳卒中認定理学療法士
- PNF学会上級課程修了
SJF学会上級課程修了 - 日本理学療法士協会 協会指定管理者(上級)
- 介護予防 推進リーダー
- がんリハビリテーション研修修了
- 中級パラスポーツ指導員
- 千葉県糖尿病療養指導士
- 国際マッケンジー協会認定療法士
- 認知神経リハ学会アドバンスコース修了
- メンタルヘルスマネジメント Ⅱ種・Ⅲ種
部門紹介
理学療法
地域に密着した病院として整形外科・内科・外科・かんわケア等、急性期から回復期まで幅広く対応しています。
整形外科疾患では術前術後早期の患者様へ、医師や看護師と綿密な連携を取りながら介入しています。骨粗鬆症外来も開設され各職種でチームとなり評価・運動指導等を行っています。また内科疾患では呼吸器リハビリテーションや糖尿病教育入院、外科の術前術後離床、かんわケアにも積極的に関わっています。
作業療法
整形外科疾患の術前術後(上肢疾患の腱損傷、骨折、手の外科等)、脳血管疾患・内科疾患の急性期から回復期・地域包括ケア病棟に対して機能訓練や日常生活動作訓練、環境調整の助言等、幅広い分野において他職種と連携をとりながら作業療法を提供しています。
また、QOL、年齢、趣味、職業、地域や個人の特有性に合わせたアクティビティも取り入れながら行っています。
言語療法
言語障害や摂食嚥下障害、高次脳機能障害の患者様へ言語聴覚療法を実施しています。摂食嚥下機能の評価では耳鼻咽喉科と連携して嚥下内視鏡検査に携わっています。
入院以外の業務として脳ドックの認知機能検査、地域の母子保健事業や療育施設でのことばの相談を行っています。
回復期リハビリテーション病棟
現在36床に対し、複数名の病棟担当リハスタッフが配属され、理学療法士・作業療法士、また言語聴覚士がチームとなり、1人の患者様に介入しています。
定期カンファレンスでは患者様の状況に合わせた目標を話し合い、FIM等具体的な数値を基に、機能訓練、ADL訓練、環境整備、退院調整等、各種アプローチによる改善を検討し、患者様と一緒に取り組んでいます。
地域包括ケア病棟
当当院地域包括ケア病棟は2016年12月に開設し現在は48床で運営しています。リハビリは地域包括病棟専従・専任スタッフ、その他一般病棟スタッフと協働して行っており、整形外科、外科、内科の急性期から脱した患者様のリハビリを中心に行っています。
この病棟でのリハビリは機能訓練やADL訓練のみではなく、多職種連携を図る中で、退院に向けた環境整備、家族指導等、必要に応じた情報提供を行い、より良い生活環境、身体機能で退院できるよう支援しています。